わきがの原因として皮脂腺の関係も考えられます。アポクリン汗腺やエクリン腺とともに脇の下などにある皮脂腺は、皮膚にある分泌腺のひとつで、毛穴の中に開口部を持ちます。わきが独特の臭いの素は、アポクリン汗腺からは汗とともに脂肪酸が分泌されることでもあります。
皮膚の表面でエクリン汗腺から出た汗と、皮脂腺で分泌された脂肪分は混ざり合って肌を乾燥などから保護する役目も持っています。しかし、皮脂腺の働きが多くて脂肪分泌が増えると脂性肌になり、逆に脂肪分泌が少ないと乾燥肌となります。これは、にきびなどの原因ともなっています。
臭いはない皮脂腺は、多汗症やわきがの臭いの元にはなりません。しかし、皮脂腺内に酸化物質が増えたり、皮脂腺が強く刺激を受けたり、脂肪の多い食事などの影響を受け脂肪酸が酸化されやすい場合、多汗症、わきが臭の原因になることがわかっています。
